公園について

スタンレーパークはバンクーバーのダウンタウンに隣接する半島にあり、広さは400ヘクタール(東京ドームの85倍)。北米でも最大級の都市公園です。バンクーバー市の観光スポットでもあるこの公園には年間800万人のビジターが訪れます。樹齢500年にもなるレッド・シダー等の生い茂る広大な敷地には、たくさんのハイキングトレイルの他に、水族館や子供用のふれあい動物園、ミニチュア鉄道、海沿いのプール、レストランなどの施設もあります。他にも、海を見ながら遊歩道を散歩したり、サイクリングやローラーブレード、ジョギングで汗を流したりと、色々なアクティビティが楽しめます。

歴史

スタンレーパークは1888年にオープンされ、1889年にオタワからバンクーバーを訪れた当時のカナダの総督、フレドリック・アーサー・スタンレー(写真下)により命名されました。



このスタンレーさんの銅像は公園の歩行者専用の入り口の前に設置されておりスタンレーさんの下記の言葉が刻まれています。

"To the use and enjoyment of people of all colors, creeds, and customs for all time, I name thee Stanley Park."
Dedication by Load Frederick Arthur Stanley, Governor General of Canada, October 19, 1889





その当時のバンクーバーの人口は10000人ほどで、この公園内にも定住し生活している人たちがいました。公園としてオープンされた後は、定住者は退去し、いろいろな施設などが建設され現在の美しい公園になっています。

ヨーロッパからの移住者がやってくる前は、カナダの先住民、スクワミッシュとマスキュアムという部族の所有地でしたが、当時のイギリスなどの植民地政策により、土地の所有権が代わり、現在に至っています。広さ400ヘクタールの公園の土地は今でも、カナダ連邦政府の所有地で、バンクーバー市は毎年1ドルの賃貸料で借用しています。

ニューヨークの団体
PPSの調査によると、スタンレーパークは世界第16番目にすばらしい公園というランキングになってます。